東京科学シンポジウムのお知らせ2011/11/27 09:44

今週の土曜日・日曜日、日本科学者会議東京支部主催による第16回東京科学シンポジウムが池袋の立教大学で行われます。
私も3日の午後、分科会で報告します。

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第16回東京科学シンポジウム

テーマ: 理性と希望の平和な時代を拓く ―科学の成果を正しく生かし、3.11 をくり返さない―
開催日時:2011年12月3日(土)~4日(日)
開催場所:立教大学(池袋キャンパス)
主 催:日本科学者会議東京支部


【13】分科会名:研究・教育現場における権利侵害の強まり
―権利侵害110 番委員会創設の意義 12 月3 日13:30~17:30 (X201 室)
設置責任者:衣川 清子(東京支部)
設置趣旨:最高裁での日の丸・君が代裁判での教員側敗訴、大阪維新の会による大阪府議会への条例案提出とその可決、戦争賛美・反省皆無の新しい教科書の導入策動の強まりなど、研究・教育現場への露骨な政治介入が強まり、それと合わせてさまざまな権利侵害が多発している。そのような情勢を背景として、先の日本科学者会議東京支部第45 回支部大会では、特別決議「研究者・教育者の権利侵害110 番委員会の新設について」を満場一致採決した。本分科会はこの特別決議の実践の重要な節目をつくることを意図するものであり、さまざまな分野で権利侵害に抗し、専門性や人間性を擁護してたたかうものの勇気と力を高め合う交流の場としたい。
(1)田中 直(東京私大教連副中央執行委員長):私立大学教員の身分の不安定化と権利侵害
(2)今井 拓(首都圏大学非常勤講師組合執行委員、明治大学・日本大学等非常勤講師):
大学における非常勤講師に対する権利侵害とその特徴
-担当科目の一方的差別的配当減(コマ減)事件を中心に-
(3)衣川清子(埼玉女子短大解雇争議・川口学園事件当事者):個人への権利侵害は市民的自由侵害への第一歩
-「組合活動差し止め裁判」へと発展した解雇争議-
(4)疋田哲也(私立中高校講師・東京支部個人会員):最高裁判所の杜撰な判決が作り出した追放手続きMJ マニュアル
-理不尽な扱いに苦しむ善人教師たちの為に、泣き寝入りはしない-
(5)根津公子(元東京都公立学校教員):
「君が代」不起立処分に抗して
-自分の頭で考える子どもに育つことを願って-
(6)長田好弘(東京支部):寄稿 「研究者・教育者の権利侵害110 番委員会」は何をすべきか

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