街宣活動の自由を考えるシンポジウムのお知らせ2011/11/26 07:24

川口学園事件を考える会では、以下のようなシンポジウムを企画しました。今回の事件を含め、街頭宣伝活動の自由とそれに対する攻撃、現状について4人のパネラーから報告していただき、議論したいと思います。労働組合や関係者だけでなく、公道での意思表示や表現の自由一般について関心をお持ちの方にも参加を呼びかけます。

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街宣活動の自由を考えるシンポジウム

2011年12月10日(土)13時~17時
明治大学リバティタワー6F1065教室
入場無料

労働組合と解雇当事者が争議解決を呼びかけた学園前宣伝活動が、2011 年3月、裁判所から「営業妨害」として禁止仮処分対象となった「川口学園事件」。公道での短時間のハンドマイク宣伝がなぜ禁止対象なのか?企業の営業の自由はそれほど絶対的なのか?事件を振り返り、団体行動権だけでなく表現の自由までも脅かされている現状に警鐘を鳴らします。

主催:川口学園事件を考える会
協賛:マスコミ文化情報労組会議(MIC)

パネリスト:
北  健一 ジャーナリスト
佐藤 昭夫 早稲田大学名誉教授・弁護士
松井 繁明 元自由法曹団団長・弁護士
松村比奈子 川口学園事件を考える会会長・法学博士(憲法学)

(次第)
1.あいさつ   1:00~1:05
2.パネリスト報告 1:05~3:10
2-1:企業による最近の言論弾圧事件とその背景(北 健一) 25分
2-2:街宣活動と仮処分の戦後史(松井 繁明) 25分       
(10分休憩)
2-3:川口学園事件(街宣活動禁止請求事件)にみる裁判所の仮処分決定理由と表現の自由(松村 比奈子) 25分
2-4:労働法における街宣活動の意義と法理(佐藤 昭夫) 40分 
(10分休憩)
3.パネルディスカッション(会場との質疑も含めて) 3:20~4:55
4.まとめ 4:55~5:00

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